クラウド会計ソフト Wave が海外フリーランサーにおすすめな理由

21 Aug, 2020 • 1min

イギリスでフリーランスとして活動するようになり、請求書を発行する機会が増えてきました。
始めは Google Sheets で作成していましたが、管理が面倒になり、何か良いクラウドサービスは無いかと調べていました。
検索するとよく目にする MisocaFreee は英語や海外通貨に対応しておらず、断念。
そんな中、英語、多通貨に対応した会計サービス Wave を見つけました。

Wave とは?

Wave logo
Wave は 2010年カナダで生まれたクラウド会計サービスです。
料金は基本無料で、請求書にカード決済を指定した場合のみ、カード決済手数料がかかります。レートは Stripe のレートに合わせているようで、良心的です。一部の国では、銀行振込の連携が可能で、その場合 1% の手数料が発生します。
カナダ、アメリカ限定で、給与計算サービスを有料で展開しています。

見積書と請求書の管理が簡単

Wave は、見積書と請求書の管理がとても簡単です。
作成した見積書は請求書に変換することができます。
wave invoice
請求書は、Wave 上からメールを送信できますし、PDF をダウンロードして自分で送信することもできます。自分で送信した場合は、手動で Sent 状態にすることが可能です。
締め切り前にリマインダーの送信も可能です。
入金された時は手動で「Record a payment」とすることで、請求書が Paid 状態になります。クレジットカード決済を紐付けていれば、自動的に状態が遷移します。
また、レシートの送信もワンクリックで可能です。

経費管理も可能

経費管理の機能も無料で使えます。
手元ではまだ使っていませんが、レポート機能も充実していて便利そうです。
アプリを使って、レシートを撮影してインポートすることも可能です。

海外フリーランサーにおすすめのポイント

他のクラウド会計サービスにはないポイントが3つあります。

領収書毎に通貨を指定可能

wave currency
デフォルトでは、活動している国の通貨が選ばれますが、領収書ごとに通貨を変更することが可能です。日本円を指定することも可能です。

日本語で書ける

UI は英語ですが、項目名に日本語を使うことが可能です。

現地の会計士さんに依頼できる

Wave は全世界をターゲットにサービス展開されているので、会計業務を現地の会計士さんに依頼をする場合にも、Wave 上で対応して貰えそうです。
wave user
会計士さんをコラボレーターとして簡単に追加可能です。

まとめ

Wave 以外にいくつかクラウド会計ソフトを試してみましたが、多通貨で機能が揃っているのは Wave だけでした。
請求書発行数の制限がなく無料で使えるので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。

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